奈良発靴ジャーナル

奈良の革靴メーカー7社が共同で開発した KOTOKA は、日本の感性でつくった革靴。日本料理のように素材を生かし、日本建築のように簡素さの美を表現し、古寺の柱のように時と共に味わいを深める靴です。

素材を厳選した日本の革は、厚手でしなやか。自然な風合いを持つものです。厚い革にたっぷり染み込ませたオイルやワックスは、そうそう抜けるものではありません。靴を履いて入るシワ、キズも、経年変化の味わいとして楽しめるはず。つまり、KOTOKA は、頻繁にオイルを塗り込んだりクリームで磨いたりする必要のない、お手入れがとっても簡単な革靴なのです。

そんな KOTOKA でただ一つ、こまめにやっていただくと長い年月靴を楽しむのに役立つお手入れ方法があります。ブラッシングです。

ブラッシングは簡単です。すぐに慣れて、30秒程度で一足の靴にブラッシングすることができるようになります。理想を言えば、一日が終わって靴を脱ぐときに毎回、少なくとも数回履いたら一回、ブラッシングを行うことで、革靴の持ちや革の表情は確実に変わってきます。

KOTOKA 以外の革靴でも、また洋服でも、素材に適したブラシでこまめにブラッシングすることで大きな効果が得られます。

KOTOKA のブラッシングのコツ、短い動画でご紹介しております。こちらのリンクからご覧ください。