国内有数の革靴産地である、奈良の革靴メーカー7社が共同で開発した KOTOKA (コトカ)。簡素さの中に美しさを見出し、ありのままの素材を生かす。日本の古都で新たにつくる革靴です。
第7回目となる「KOTOKAを履く人」でご紹介するのは、普段は医療関係で働かれている熊谷さん。KOTOKAを知ったきっかけや現在着用のモデルを選ばれた理由、履き心地などをお伺いしました。
YouTubeで
KOTOKAを初めて知った
熊谷さんが初めてKOTOKAを見たのはYouTube。アニキこと片野英児さんのチャンネル「アニチューブ」で紹介されていたことで知ったそうです。熊谷さんは普段アメカジ系のアイテムを身に着けることが多く、そのようなファッションをするうえで参考にしている「アニチューブ」で紹介されていたために興味を持ったそうです。
※アニチューブとは
アニキこと片野英児さんがこだわりのファッションアイテムを紹介し、服好きからも高く評価されているYoutubeチャンネル。これまでに2回、KOTOKAを紹介してくださっています。
第1回はコチラ
第2回はコチラ
また、熊谷さん自身、幼稚園の頃から奈良県に住んでいることもあり、地元で生まれたKOTOKAに強く惹かれたそう。7社がつくったブランドであることも面白く、地元の良さを改めて感じることができたと言います。
そこで、2年前に初めて購入したのが一枚革ダービーのダークブラウン。どこか懐かしい雰囲気に加え、いろいろな服に合わせやすくて存在感があることがお気に入りだとか。思っていた以上に軽くて足馴染みも早かったので、購入してからの1年間は週に1度のペースで履いていたそうです。
2足目に選んだのは
雪駄サンダル
そして2足目として手に入れた、今年の夏に購入した雪駄サンダル。履くだけでファッションのアクセントになるうえ、他にはないタイプなので合わせるだけで違いのあるコーディネートになってくれることが魅力。普段のアメカジ系スタイルにはブーツをあわせるとコテコテになってしまう、でもスニーカーの気分ではないときにとても重宝しているそうです。革のサンダルなので、程よくきちんと見えるのもお気に入りのポイントだとか。
そして、見た目通りの涼しさはもちろん「サンダルなのに経年変化してくれるのも楽しみですね。鼻緒だけでなくインソールもエイジングしてくれるのが面白い」と話してくれた熊谷さん。インソールは鼻緒に比べて早くエイジングするので、写真でもつま先部分に変化が見られます。ちなみこちらは7月頃に購入し、週に2~3回着用しているそうです。
次に気になっているのは
たつの蝋引きレザーを使った靴
まだまだ暑さが残るこの季節、足元だけでも涼しくしたいもの「雪駄サンダルは軽い印象になりすぎないので、秋口も活躍してくれそうですね」と熊谷さん。それにKOTOKAは革の種類が多いこともお気に入りで、今はたつの蝋引きレザーの経年変化が気になっているそう。脱ぎ履きが楽そうな一枚革サイドゴアを購入するか検討中とのことでした。
革に染み込んだ蝋分が独特の陰影を生み、履き込むにつれて表情を変え、味わいを深めていくのがたつの蝋引きレザーの特徴。一枚革サイドゴアをはじめ、さまざまなタイプのKOTOKAに使われていますので、ぜひ革の良さを味わっていただければと思います。
ご協力ありがとうございました!