奈良発靴ジャーナル

2022/11/10
KOTOKAを履く人 Vol.4
KOTOKAを履く人 Vol.4
KOTOKAを履く人 Vol.4

国内有数の革靴産地である。奈良の革靴メーカー7社が共同で開発した KOTOKA (コトカ)。
簡素さの中に美しさを見出し、ありのままの素材を生かす。日本の古都で新たにつくる革靴です。

第4回目となる「KOTOKAを履く人」でご紹介するのは、海外ブランド革靴の輸入代理店で働く村本さん。KOTOKAを知ったきっかけや現在着用のモデルを選ばれた理由、履き心地などをお伺いしました。

信頼する先輩からの薦めで
KOTOKAに注目

村本さんがKOTOKAの存在を知ったのは、同じ革靴の輸入代理店で働いていた先輩だったと言います。実はその先輩は現在は大阪·上新庄にある靴修理専門店であり、KOTOKAの試し履きができる場所である「乃屋」の池田さん。乃屋さんで試し履きができるようになったことを機会に「面白くて良い革靴があるから、一度見に来てみたら?」と誘われ、実際に店舗に足を運んだそうです。そこで実際に試し履きをしたそうですが、どれも軽くて、履き心地は申し分ないと感じたそう。では、村本さんが着用されている古都ホールカットのダークネイビーを選ばれた理由は何だったのでしょうか?

カジュアルな洋服にも
合わせやすい絶妙なバランス

乃屋さんでいろいろなモデルを実際に履き、履き心地はどれも素晴らしいと感じた村本さん。次に手持ちの洋服との相性を考えたそうです。「どちらかというとカジュアルな洋服が好きで、そんな服に合わせやすい靴がいいなと考えました。ただ、せっかくの革靴なので、大人っぽさも欲しいなと思って、古都ホールカットの流麗でシンプルさに引かれたんです。スニーカーに近い感覚で履けそうだし、ちょうどいいんじゃないかと」と村本さん。ダークネイビーを選んだのも、どんなスタイルにも合わせやすそうだったから。約1年前に購入し、週2回ほど履いて楽しんでいらっしゃるのも納得です。

一枚革がメインということが
靴ブランドとして珍しい

革靴の輸入代理店で働き、修理部門で働いている村本さんはこれまでに数多くの革靴を見てこられました。そんな村本さんから見たKOTOKAの魅力を聞くと、一枚革だと答えてくださいました。「例えば他の靴ブランドでも、一枚革のモデルが1つか2つあったりしますが、KOTOKAはそれがメインですよね。すごく特徴的だと思います。例えば職人的な縫い目の細かさを売りにする革靴ブランドは結構ありますが、一枚革を売りにして売りいしているのは珍しいと思います軽くて履き心地が良く革も厚手で丈夫なので、日常でガシガシ履ける革靴だと思います」

ころんとしたシルエットが
奥様もお気に入り

そしてなんと奥様もKOTOKAを愛用中とのこと(残念ながら取材時はどうしても奥様のタイミングが合わず、靴だけ見せていただきました)。写真の一枚革ダービーを選ばれた理由は「女性用の革靴で程よくボリュームのあるシルエットの靴が少なく、ワイドパンツにも細身のパンツにも合わせやすいと感じたことと、他の革靴にはない、KOTOKAの素朴な革の質感が自分のファッションに合いそうだった」とのこと。奥様もアパレル業界で働かれており、仕事の時にもKOTOKAを愛用してくださっています。おしゃれなご夫婦揃ってKOTOKAをお選びいただき、本当に嬉しい限りです。これからもKOTOKAをよろしくお願いします。

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