奈良発靴ジャーナル

2023/12/10
限定生産 KOTOKA 「日本の伝統色」
限定生産 KOTOKA 「日本の伝統色」
限定生産 KOTOKA 「日本の伝統色」

日本料理のようにいたずらに手を加えずに素材を生かし、日本建築のように簡素さの中に美を表現し、奈良の古寺の柱のように年月と共に味わいを深める。KOTOKAは、そんな日本の伝統的な美意識で、奈良の7社の靴メーカーがつくる革靴です。毎年スタイルを変えるのではなく、できる限り普遍的なデザインを採用し、定番アイテム中心に展開していますが、年に一回程度、個性的な限定生産品を制作、発売しています。

昨年の「奈良墨染和牛革」シリーズに続く本年の限定生産のKOTOKAは「日本の伝統色」シリーズです。古くは奈良時代に貴族たちに愛され、また戦国時代に西洋よりもたらされ、近くは江戸で庶民の間で流行した、数々の日本の色。その中から、藍墨 (あいずみ)、青丹 (あおに)、唐紅 (からくれない)、天鵞絨 (びろうど)、支子 (くちなし) 5色を選び、それらを思わせる色の革でつくったKOTOKAです。

このKOTOKA、落ち着いた色合いに加えて、経年変化が楽しめるのも魅力です。履き込んで、その過程でシュークリームやオイルでお手入れすると色合いが深まり、艶が増して、味わい深く経年変化します。

その限定生産のKOTOKAをご紹介いたします。

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KOTOKA 一枚革ダービー メンズ 
日本の伝統色  藍墨 (あいずみ)

藍色がかった墨色の藍墨(あいずみ)は江戸中期に人気のあった色だと言われています。この藍墨(あいずみ)にも似た色の革を使ったコトカ「一枚革ダービー」です。

靴を履き込むと、また、オイルなどでお手入れすると、革色が深まったり、艶を増したりする、経年変化が楽しめる革です。履く前の靴 と 経年変化した靴 を画像で比べてみてください。

上の画像の右手前が新品時の状態、左奥はオイルを擦り込みながら着用した経年変化の様子です。

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KOTOKA 一枚革ダービー メンズ 
日本の伝統色  青丹 (あおに)

万葉集より奈良の枕詞(まくらことば)となっている青丹(あおに)は、古くより顔料や化粧料の黛に使われ、主に奈良で産出された青粘土の様な色合いの顔料「岩緑青(いわろくしょう)」の古名です。

この青丹(あおに)を思わせる色の革を使ったコトカ「一枚革ダービー」です。靴を履き込むと、また、オイルなどでお手入れすると、革色が深まったり、艶を増したりする、経年変化が楽しめます。

この靴の革の経年変化は「足なりダービー 青丹 (あおに)」、「一枚革スリッポン 青丹 (あおに)」のパートにてご覧ください。

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KOTOKA 足なりダービー メンズ 
日本の伝統色  藍墨  (あいずみ)

藍色がかった墨色の藍墨(あいずみ)は江戸時代中期に人気のあった色だと言われています。この藍墨(あいずみ)にも似た色の革を使ったコトカ「足なりダービー」です。

靴を履き込むと、また、オイルなどでお手入れすると、革色が深まったり、艶を増したりする、経年変化が楽しめる革です。同じ革を使った靴の経年変化したところは「一枚革ダービー  藍墨(あいずみ)」のパートにてご覧いただけます。

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KOTOKA 足なりダービー メンズ 
日本の伝統色   青丹  (あおに)

万葉集より奈良の枕詞(まくらことば)となっている青丹(あおに)は、古くより顔料や化粧料の黛に使われ、主に奈良で産出された青粘土の様な色合いの顔料「岩緑青(いわろくしょう)」の古名です。この青丹(あおに)を思わせる色の革を使ったコトカ「足なりダービー」です。

靴を履き込むと、また、オイルなどでお手入れすると、革色が深まったり、艶を増したりする、経年変化が楽しめます。履く前の靴 と 経年変化した靴 を画像で比べてみてください。

左上の画像が新品時、右手前はオイルを擦り込みながら着用し経年変化したものです。

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KOTOKA 飛鳥ホールカット メンズ 
日本の伝統色  藍墨  (あいずみ)

江戸時代中期に庶民の間で人気だったと言わる藍色がかった墨色の藍墨(あいずみ)に似た色の革を使ったコトカ「飛鳥ホールカット」です。

靴を履き込むと、また、オイルなどでお手入れすると、革色が深まったり、艶を増したりする、経年変化が楽しめる革です。

同じ革を使った靴の経年変化したところを「一枚革ダービー  藍墨(あいずみ)」のパートでご覧いただけます。

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KOTOKA 飛鳥ホールカット メンズ 
日本の伝統色  唐紅 (からくれない)

唐紅(からくれない)は、紅花で染めた濃い紅赤色のことです。古来より染料として重宝された紅花は、奈良時代、またはその少し前に中国からやってきたと言われ、奈良時代には「紅の八塩」(八塩は八回染めるという意味)とも呼ばれていました。この唐紅(からくれない)にも似た鮮やかな紅色の革を使ったコトカ「飛鳥ホールカット」です。

靴を履き込むと、また、オイルなどでお手入れすると、革色が深まったり、艶を増したりする、経年変化が楽しめる革です。

履く前の靴(左) と オイルでお手入れしながら履くことで経年変化した靴(右)を比べてみてください。

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KOTOKA 一枚革サイドゴア メンズ 
日本の伝統色  天鵞絨  (びろうど)

青味を帯びた深い緑色を指す天鵞絨(びろうど)は、戦国時代末期にポルトガル商船から京都にもたらされた深緑色のベルベット(ポルトガル語でヴェルード)に由来する色名です。この天鵞絨(びろうど) にも似た色の革を使ったコトカ「一枚革サイドゴア」です。

靴を履き込むと、また、オイルなどでお手入れすると、革色が深まったり、艶を増したりする、経年変化が楽しめる革です。

右が履く前の靴、左はオイルでお手入れしながら履いて経年変化した靴です。

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KOTOKA 吉野チャッカ メンズ 
日本の伝統色  支子  (くちなし)

支子(くちなし)はクチナシの実で染めた、わずかな赤味を含んだ黄色のことです。クチナシの実は奈良時代には紅花の赤と重ねて皇太子の着る服に使われていましたが平安時代には単独で染料として使われるようになりました。この支子(くちなし)にも似た色の革を使ったコトカ「吉野チャッカ 」です。

靴を履き込むと、また、オイルなどでお手入れすると、革色が深まったり、艶を増したりする、経年変化が楽しめる革です。

履く前の靴(右)とオイルでお手入れしながら履いて経年変化した様子(左)をご覧ください。

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KOTOKA 吉野チャッカ レディース 
日本の伝統色  支子  (くちなし)

今回の限定品の中で唯一のレディースモデルです。

クチナシの実で染めたわずかな赤味を含んだ黄色、支子(くちなし)。クチナシの実は奈良時代には紅花の赤と重ねて皇太子の着る服に使われていましたが平安時代には単独で染料として使われるようになりました。この支子(くちなし)にも似た色の革を使ったコトカ「吉野チャッカ 」です。

メンズの同型の靴と同じく、靴を履き込んでいくと、また、オイルなどでお手入れすると、革色が深まったり、艶を増したりする、経年変化が楽しめます。

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KOTOKA 一枚革スリッポン  メンズ 
日本の伝統色  青丹 (あおに)

「あをによし 奈良の都は咲く花の 薫ふがごとく今盛りなり」この有名な和歌を始め、万葉集には、「あおによし」を用いて詠んだ歌が27首あるそうです。この、奈良の枕詞(まくらことば)でも知られる青丹(あおに)は、主に奈良で産出され、古くより顔料や化粧料に使われた青粘土の様な色の顔料「岩緑青(いわろくしょう)」の古名です。この青丹(あおに)を思わせる色の革を使ったコトカ「一枚革スリッポン」です。

靴を履き込むと、また、オイルなどでお手入れすると、革色が深まったり、艶を増したりする、経年変化が楽しめる革です。

上の画像の右が新品時の状態、左はオイルを擦り込みながら着用した経年変化の様子です。

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本年の限定生産のKOTOKA「日本の伝統色」シリーズ、いかがでしょうか。これからも時折、奈良の革靴KOTOKAらしい限定品の企画ができればと思っております。

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