2025/01/24
木型で靴の形をつくる瞬間(とき)
木型で靴の形をつくる瞬間(とき)
「しっかりフィットする革靴の心地よさを提供したい。」こう考えた奈良の革靴メーカー7社が今の日本人の足形傾向を踏まえて、共同で開発した「奈良木型」。その木型でつくった「奈良木型の靴」も少しずつラインナップを増やしています。 (https://nara-shoes.jp/narakigata/)
「奈良木型」は、人それぞれ違う足の形に、よりよくフィットする靴を用意すべく、23.5〜29cm と幅広いサイズを揃え、そのそれぞれに、ややタイトなD ウィズとやや幅広のEEウィズをご用意しております。(ウィズとは足幅、厳密には指の付け根の関節の周囲のサイズです)また、以前より甲が低く、薄くなってきている近年の日本人の足形を考慮した設計としております。
ところで「木型」は靴をつくるのに必要不可欠な道具です。木型によって、靴の形が決まります。外観のみならず、足とのフィット感にも木型が大きな影響を与えます。
では、その木型は靴の製造工程でどのように使われるのでしょうか。その工程をご覧いただく動画を作成しました。「吊り込み」と言われるその工程。一足ごとに注文してつくるオーダー靴はどでは手作業で行われることもありますが、殆どの靴では数種類の「ラスター」という製靴機械を使って行います。
その工程で、木型で靴の形をつくる瞬間(とき)をご覧ください。