KOTOKAの革
新喜皮革コードバン
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この革の特徴
コードバンは、馬のお尻の皮下層の、極く細密な繊維組織を持っている部分のみを取り出し、ガラスの玉で磨きをかけてつくる特殊な革。他の革とは明らかに違う滑らかさを持っている希少な革です。
このコードバンをなめす事ができるタンナー(革製造業者)は世界でもわずかしかありません。そのひとつが兵庫県姫路市の新喜皮革です。100%植物タンニンで時間をかけてなめし、寝かして熟成させ、仕上げ、出荷するまでには10ヶ月近い長い時を要します。
革の輝きもさることながら、コードバンでつくった靴の魅力はその履きジワです。滑らかな革肌のまま、大きく波打つシワが入りますが、細かな小ジワが入ることはありません。その独特な経年変化は遠目に見てもすぐわかる、コードバンだけのものです。
お手入れについて
コードバンの靴は水に濡れるとその輝きを失い、水ジミが生じます。革そのものが傷んでしまうわけではありませんが、輝きを保つためには雨に濡らさないことが大切です。
お手入れはオイル分の少なめに配合した専用のクリームをおすすめします。(コードバン用のクリームとして販売されています。)そうしたクリームで磨くことで美しい艶を保つことができます。日々のブラッシングもお忘れなく。