KOTOKAの革

姫路丘染めレザー

  • 姫路丘染めレザー
  • この革の特徴

    兵庫県の城下町、姫路は、隣のたつの市と並び日本の革づくりの中心地。多くのタンナー(革製造業者)が分業体制を取りながら、それぞれの専門分野で技術を磨いています。

    原皮を素揚げの革にする一次なめし専門のタンナー、染色や仕上げ工程を行うタンナー、などです。

    この革も、姫路、たつの地域のいくつかのタンナーが分業体制でつくったものです。革の染色は通常、大きな回転ドラムに染料と多くの革を一度に入れて行われます。これに対して、革を台に乗せて、一枚ずつ染めていくのが「丘染め」と呼ばれる染色方法です。染めには顔料を多く含ませた染料を用い、色ムラの少ないスムーズで艶やかな肌目の革に仕上げます。

    オイルも含ませ柔らかに仕上げた革なので、足馴染みも良く、やさしい履き心地の靴となります。

お手入れについて

日々のお手入れはブラッシングで十分です。履いた後に毛足の長めのブラシ(馬毛がおすすめです)で靴のホコリを払ってください。ほんの数十秒でできる簡単なお手入れですが、履く度にブラッシングをすることで、長期間で大きな違いが出てきます。

雨に濡れたり泥がついた場合は柔らかい布で拭き取って自然乾燥させてください。防水スプレーは使用しないでください。スプレーに含まれる溶剤が革の表面の蝋分を溶かしてシミとなる恐れがあります。

革の表面が潤いを失った時や、艶を出したい時には、少量のシュークリームを靴全体に薄く伸ばし、ブラシや柔らかい布で磨いてください。どのような色の革にも使える無色のシュークリームが便利です。

スレや傷で色が抜けた部分に補色をしたい場合は、革色に近い色のクリームをお使いください。色が抜けた部分を補修しながら艶を出すことができます。

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