KOTOKAの革

たつのハンドワックスレザー

  • たつのハンドワックスレザー
  • この革の特徴

    歴史ある革の産地、兵庫県たつの市のタンナー(革製造業者)で、植物タンニンでなめされた目の詰まったヌメ革を丘染めし、オイルを加えた後、一枚一枚手作業でワックスを擦り込んでつくる革です。

    温めて溶かしたワックスを擦り込んで、大きなハンドアイロンでそのワックスを革にしっかり染み込ませる。この工程を3〜4回繰り返して仕上げます。これにより、深みのある色合いとしっとりとした肌ざわりが生まれます。染色にはいわゆる顔料よりも染料、つまり革に染み込む染料で染めます。手作業で擦り込むワックスがその色に深みを与え、均一に塗られた色とは違う、柔らかな色ムラを持つ透明感ある色合いに仕上がります。靴を履き込むと風合いの深まる、経年変化が楽しみな革となっています。革芯の色が茶色な「茶芯」レザーです。

    水濡れにも比較的強く、小雨の日などは気にせず履いていただけます。

お手入れについて

日々のお手入れはブラッシングで十分です。履いた後に毛足の長めのブラシ(馬毛がおすすめです)で靴のホコリを払ってください。ほんの数十秒でできる簡単なお手入れですが、履く度にブラッシングをすることで、長期間で大きな違いが出てきます。

雨に濡れたり泥がついた場合は柔らかい布で拭き取って自然乾燥させてください。防水スプレーは使用しないでください。スプレーに含まれる溶剤が革の表面の蝋分を溶かしてシミとなる恐れがあります。

革の表面が潤いを失った時や、艶を出したい時には、少量のシュークリームを靴全体に薄く伸ばし、ブラシや柔らかい布で磨いてください。どのような色の革にも使える無色のシュークリームが便利です。

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